2009年11月5日、バンコクに赴任しました。2011年9月1日、東京に戻りました。2013年10月1日、福岡に移住しました。
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こちらの続き。
実はこういう写真↓もあるのです。
20160822123007.jpg
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前回の写真と比べて見てください。間違い探しのようですが、人物に着目すると別写真であることが分かります。しかし、細部をよ~く見るとですね・・・これら2枚はほぼ同時に撮られていることが分かります。木々の枝や路面のでこぼこ、水溜りの形等、完全に一致します。

ちなみに上写真は、長崎大学古写真データベースに収蔵されていないと思うんだけど、どうだろう(長大データベースは、キャプションで検索できないという致命的な欠点があるんだよなぁ・・・改善を望みたい)。

ほぼ同時間に全く同アングルで撮影された別バージョンの写真としては、過去にこちらの篭立場がありました。篭立場の時は、なぜこんな間違い探しのような写真を2枚も撮ったのだろうか? という疑問を呈したのですが、今回も全く同じです。もしかしたら、これら2枚は露出を変えたりしてるんだろうか? 当時のカメラは今のデジカメと違って、撮ったその場で画像確認なんてできないから、安全のため、撮影条件を変えて複数枚撮った可能性はありそうですよね。ただ、2枚の現物を見比べてもそれほど露出が変わってるとは思えないんだよなぁ。ピントはパンフォーカスだし。

さて、この写真、大きな特徴が2つあります。まず1つは、マウントされていないということ。この当時の写真は、鶏卵紙という非常に薄いぺらぺらな紙にプリントされています。今のコピー用紙よりもかなり薄いホントにぺらぺらです。注意して扱わないとすぐに角やなんかが折れ曲がっちゃう。もう1つは、見ての通り、彩色されていないということ。通常は、この写真を厚紙にマウントして、手作業で色付けをして商品になります。ってことは、この写真は商品になる手前か、もしくは商品ではなかったのかもしれません。

もしかすると、同じアングルで2枚撮ったけど、前回の物の方が出来がよかったので、上写真はボツになったということでしょうか? 前回の物の方が人力車夫の姿勢が自然ですよね。上写真はいかにもカメラに向かって構えてる感じがします。だから上写真は、マウントも彩色もされていないと。たぶん、そういうことなんじゃないかなぁ・・・なんて思いながら、重大なことに気が付いた。

前回の写真は、キャプションが「No. 212. Nagasaki, Bund.」、上写真は「BUND, NAGASAKI.」。キャプションの付け方が全く違うのです。ということは、この2枚の写真は、それぞれ別々のスタジオでプリントされた可能性がありますね。つまり、同じカメラでほぼ同時に撮影されたバージョン違いの写真が、別々のスタジオで処理されていた可能性があると思うのです。もしくは、単一のスタジオが、表記方法の異なる2種類のキャプションを使っていたのでしょうか? さて、どちらでしょう?
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