2009年11月5日、バンコクに赴任しました。2011年9月1日、東京に戻りました。2013年10月1日、福岡に移住しました。
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えーっと、直近はこちらですかね。わたしゃ、別に篭立場マニアというわけじゃないんですが、篭立場からスピンオフした鯖腐岩シリーズ。

また偶然見つけましたよ。まぁ、近い調べ物をしてるから「偶然」でもないか。文献名は、
  關善太郎 (1926) 『雲仙小濱風光記』 草野謹一書店.
これは、当時の旅行ガイドブックです。1926年は、大正15年/昭和元年。この本では、「駕立場及鯖腐石」に一節を割いています。この本、もう著作権は切れているので、引用しましょう。

“鯖腐石は駕立場の直近くの右手なる山の中腹に、直とばかりに立っている。打仰げは削れるが如き巨大なる奇岩で、今にも落ちて来そうな状をしている。”
まぁ、確かにそうですよね。“今にも落ちてきそう”ってのは、ちょっと大げさかな?とは思いますが。

さらに、そのいわれとして、
“昔時小胆の魚売りが、鯖を荷ふてここを通過するときに、何となく石が落ちて来そうに思われ、危険で堪らぬので、まごまごしている中に、鯖は腐って了った。其以後此岩を鯖腐石と名づけたものだと里人は語り伝えている。まさかそんなこともあるまいが、兎も角奇岩たるを失わない”
と、いうことらしいんですね。

以上、まぁそういうユーモアのある昔話というか笑い話があったということですね。その奇岩も今や、野焼きを止めたために森に覆われ、道路からはほとんど見えなくなりました。

ところでこの文献において特筆すべきは次の記述です。
“以前は三つの岩があったが、一つは渓間に墜落して今は其二つのみ残っている。”

・・・・・・!!!まぢっすか!? ってことは、ホントに落ちる可能性があったんぢゃねーのかっ?!

46 img180ed←クリックで拡大
確かに2つ残ってる・・・-_-;)

って、ことはさぁ・・・小心者の鯖売りを笑えないんぢゃないの??? つまりね、雲仙の鯖腐岩っていうのは、単純な笑い話ではなくて、防災の観点からは、過去の経験を決して忘れてはいけない、というありがたい教訓を今に伝えてるんじゃないか? (そんなわけない ^_^;)
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