2009年11月5日、バンコクに赴任しました。2011年9月1日、東京に戻りました。2013年10月1日、福岡に移住しました。
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シェムリアップ郊外の戦争博物館、続き。
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比較的整備された林の中に、小銃、爆弾、装甲車、高射砲、迫撃砲、戦車などなどがずらり。ヘリと戦闘機も1機つづあり。

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ロシア製のT54戦車。一応、形は保っているが、朽ち果てて鉄くずに近い。

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キャタピラの駒が外れていて、手で持てた。これ・・・相当重い。1駒で10Kg近くあるんじゃないか???タミヤの駒はランナーから、ぷちっ!と外すだけだったが、本物は大違いだ。

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T54戦車の装甲断面。コレ、思わず笑いが出ますよ。3層か4層構造なんでしょうか。厚さが余裕で10cmはある。この鉄板、1m四方でどんだけの重さになるんだ???戦車とは、こんな分厚い鋼鉄に覆われてるんですね・・・。戦争に対する人類のエネルギーってすげーよなぁ・・・ちなみに、自家用車の外板って、せいぜい1mm程度ですよ。

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これもロシア製の装甲車ですね。

正直なところ、ここは「博物館」とはとても呼べない。カンボジア内戦の経緯や歴史の解説らしき物がほとんど無いのだ。ただ、兵器が展示されているだけ。いや、展示というより『放置』に近い。ここに展示されている兵器類は、旧東欧に行けば、もっと状態の良い物が“博物館”などにあるのではないか?だとしたら、ここにあるものは、ほとんど鉄くずでしかない。

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ここに来て、何を感じるだろうか?おそらく戦争や兵器に興味の無い人には、ほとんど意味不明だろう。普通の旅行者がここに来る意味はあまり無いかもしれない。もっとも、日が暮れて薄暗くなった林の中に朽ち果てて錆びた鉄の兵器。気味悪さは十分に感じたけどね。

しかし、戦争博物館としては、それだけでは不十分だろう。最低でも、自国の戦争の歴史や戦争の悲惨さを伝える展示が必要。まぁ、しかし考えてみると、カンボジアが平和になってから、まだわずか20年程度。未だに国内には数百万個の地雷が埋まっていて、毎年何百人もの死傷者が出ている。この国では、戦争そのものや地雷、爆弾、小銃といった兵器が、まだまだ身近な物なんですよ、たぶん。特に小銃をみてそれを感じた。

この国が自国の負の歴史に正面から向き合えるようになるのは、まだまだ先の話なんだろうな。

場所は、シェムリアップの街中からトゥクトゥクやバイクタクシーで、15分程度。
ウィークエンドマーケットへは、もっぱら古着ジーンズを探しに行ってたんで、ジーンズ以外に買ったのはコレだけ。
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そう、N3Bです。知ってるでしょ?ちょっと前まで、冬にはコレを着ている人が東京にもあふれてたもんです。今でも着てる人は結構いるんじゃないかな?

私は、N3Bはスピワック社製の物を既に持っています。もう、25年くらい前に買った物です。私が新品で買って、かつ現存する最も古い衣料品の1つ。その昔、コレを着て-5℃とかのフィールドをがしがし歩いたもんです。スピワックのやつは、生地がタイタンクロスなんですよね。タイタンクロスというのは、非常に耐久性に優れた生地で若干の防水性もあり、極めて実用的な生地です。もう20年以上着ていますが、アウターはほとんど痛んでいません。袖口のスレすらほとんど無し。ただ、普通のコットン地であるポケットの裏地が破れました。あと、クリーニングに出したら、袖ポケットのジッパーの持ち手が割れちゃいました。ダメージと言えば、それくらいかな。

まぁ、実に実用的なジャケットなんです。さすが軍用って感じ。なんですが、私が持っているタイタンクロスってのは、表面がちょっとてかてかしていて、街で着るには・・・あんまりカッコ良くないんだよね^_^;)。 

好きなジャケットなんで、ウィークエンド市場で見つけて、ついつい手に取ってしまいました。
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日本の街中で軍用の実物を着てる人はあんまり多くないでしょうが、これは実物。ランサークロージング社製。1972年の製造ですね。N3BにMODってあったんだね、知らなかった。どの辺がMODなのか?は良く分からず。

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ポケット内側までもこもこした素材で裏打ちされています。これは中綿と同じ素材かな?

Mサイズが有ったんでお買い上げ。米軍の実物なんで、Mでもちょっと大きめなんだけど。状態は結構良いです。あ、ただし、商品的には致命的なダメージがあります。上写真の通り、フードのファーが切り取られてるんです。この時代はまだ、コヨーテの毛を使ったファーのはずですが、なぜか綺麗さっぱり無くなってます。これはある意味珍しい。後の時代のアクリルのファーは、クリーニングを繰り返すと、縮んだりむにゅむにゅになってみっともなくなる事も多いんですが、コヨーテはさすが自然素材、時間が経ってもあまり経年変化は無いのですが。もしかすると、前のオーナーが気に入らずに切り取ってしまったのかもしれませんね。ただ、その他にスレや痛みはほとんど無し。

手元にあるスピワックのN3Bにもコヨーテのファーが付いているんですが、実は私、このファーがあまり好きではない。ちょうど良いや!買っちゃいましょう!お値段1,300バーツ(約3,366円)。店には5~6着のN3Bがありました。全て同じような時代のランサークロージング社製。ちなみにファーがあっても無くても、汚れがあってもなくても、値段は一緒でした。

あ、コレって、古着の買い付け屋さんには良いんじゃない?まとめて買って日本で売ったら十分商売になるんじゃないかな?
ありゃ?間違ごうた-_-;)

10日分が一気にアップされてますね・・・。これは、私が先週日曜に10日分を書いた時に、酔っ払っていたため、『予約投稿』にチェックを入れ忘れたからに他なりません--_;) あんまり酔っ払ってたんで、アヤうく飛行機に乗り遅れる所でした-_-;)

あ、それでサリルさん、
ロビンソンなんかには無いと思います。どこにあるかと言うと・・・クロントーイ市場には確実にありますが、この市場は基本、生鮮市場で、衣料品店は極わずかなので、旅行者にはお勧めしません。都心のプラトゥナム市場は衣料品市場なんで、あると思うのですが、良く見ていません。もし、ジーンズを見かけたら、裾をめくってみて下さい。外側シームに耳が使われているジーンズを買ってみて下さい。耳とはこんな物、
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外側シーム裏に縫い目が無く、紺色のデニム地の外側に白い部分があります。大概は、この白い部分に赤もしくはピンク色のラインがあります。これは、古いシャトル織機で織られたデニムの証拠です。シャトル織機は、効率性の観点から、今の日本ではほとんど生産されていません。

このシャトル織機を使ったデニムは、10年前のジーンズブームの時には、日本では安くても2万円くらいで売られていたものです。その後、ユニクロが5,000円?くらいで売り出したようですが、いずれにしても、古い技術で織られたデニム、ということです。先進国では、プレミア価格の付く古い技術のデニムだったのですが、タイではどうもまだ現役の技術のようです。

200バーツ位で買えるはずです。

サイアムパラダイスは、まだ行ってません。何しろ、場所が場所なんで・・・。それにウワサによると、まだオープンしている店も少ないとの事。でも、オープンしてすぐのサイアムパラダイスを写真に収めておくのも悪くないかもしれませんね。そのうち行ってみるかも。
最近のオレ的な主力ジーンズ。
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奥右:リーバイス501、ビッグE、1960年代後半製。
奥左:リーバイス502、ビッグE、1960年代後半製造。
手前右:リーバイス517、レプリカ、1999年製。
手前左:リーバイス517、66後期、1980年製。

501はウェスト31インチ、502と517の66は30インチ、517のレプリカは29インチ。でもね、比べてみたら、4本ともほぼ全く同じサイズなんです。まぁ、501Eと502Eは縮む生地、517はあまり縮まない生地です。いずれにしても、古着を買う時は、表記サイズに惑わされてはいけないという実例ですね。

そして最終結論

先日、ヤフーのオークションで、517のターロン42、紺カンヌキを落としました。まだ現物を見ていないので、66前期か後期かは不明ですが、写真を見る限りでは、色はかなり残っていて状態は全く悪くない。いくらだったと思います?何と990円。って事は・・・大体380バーツか。えっ!?バンコクで買うより安いじゃん!しっかし・・・日本も安いね・・・ってか、安くなったね・・・。

って事はさぁ、この手のビンテージとは言えないけど、ちょっと古めのジーンズは、バンコクでは200とか300バーツで買わなきゃ意味ないね・・・。しかし、そら、無理やろ? それにネットオークションなら暑い中、市場をさまよう必要も無いしね・・・

よしっ!やめた!バンコクで古着ジーンズ買うのや~めたっ!
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オレ、脚は2本しかねーしなぁ。
ロンクルア市場6

ジーンズの他にロンクルア市場で買った物。
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米軍?のセーター、古着。ウールは、かなり緻密。こりゃ、相当暖かいですよ。

首の後ろのパッチには・・・
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ほとんど暗号に近いのですが、サイズがMで、ウェストサイズが30以下の人向け、というのは分かった。んじゃ、オレは着れそうだな。お値段250バーツ(約658円)。

もう1つ。
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米軍の靴下、新品。

コレが最高に良かった。ちょっと厚手で、トレッキングブーツに合わせてがしがし歩くのに最高!だった。ちょこちょこ買い足しながら、結局計10本買っちゃった。お値段100バーツ(約263円)。日本において、私にとって靴下とは100均で買う物だったから、100バーツというのは結構高いんだけど、コイツはその価値は十分にあるでしょう。しかも軍用品だから、耐久性も期待できる。

しかし・・・
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サイズ、9~10でsmallって・・・アメリカ人、どんだけ足デカいんだよ・・・^_^;)
ロンクルア市場5

ロンクルア市場で買ったもう2本。ある日、つづらの中から501を2本同時に買いました。
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店の親父は、しきりに“ビッグE”だと言い張ってたのだが・・・

パッチを見るとですね・・・
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その1(左)

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その2(右)

両方ともね、左下の501表記の上に何か文字があるでしょ?え?見えませんか?では拡大しましょう。

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その1拡大

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その2拡大

ホラね?えっ?読めませんか?そういう時は、心の目で読むんです。ここには、CARE INSTRUCTIONS INSIDE GARMENT(“内側にお手入れ方法が記されています”の意)と書かれているんです。で、コレがあると言うことは、ビッグEとは認めらんだろう?念のため裏返すと、「その2」のポケット裏には、しっかりスタンプがある、
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えっ?読めませんか?だから、そういう時は、心の目で読むんですって。ここには、
 HOT WASH-NORMAL CYCLE
 COLOR WILL BLEED WASH & TUMBLE
 ALONE WAIST & INSEAM SHRINK
 APPROXIMATELY 8%
と書かれているんです((洗濯機の)通常サイクルでお湯洗いして下さい。色がにじみます。単独で洗濯・乾燥して下さい。ウェストと丈は、約8%縮みます”の意)。

「その1」の方のポケット裏には、スタンプは無かったのですが、これは洗濯されて消えてしまったんでしょう。何しろ、パッチにCare・・・表記があるんですから。

だからね、これら2本は私の常識から言うと、ビッグEではなく66と言う事になります。お尻のポケット裏は、いずれもシングルステッチなんで、66前期です。なぜ親父はビッグEと言い張るのだろうか?念のため赤タブを見ると・・・

その1
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消えちょる・・・読めん-_-;)

その2
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消えた上に、ちぎれちょる・・・

私 「おっちゃん!コレ、66やろ?ビッグEじゃないから安くしてよ!」

すると、店の親父、おもむろに「その1」の赤タブをめくる。すると・・・
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ありゃ!確かに裏にはビッグEの痕跡が!!!・・・ここまで来ると、もう考古学の発掘に近い世界だな-_-;)

結論
「その1」は、はいわゆる66E。「その2」は、66Eか66前期か区別不可

2本まとめて言い値16,000バーツを、11,000バーツ(約28,930円)に値切ってお買い上げ。見ての通り、あまり状態は良くない。でも、状態が良くないから気兼ねなく履ける。まぁ、記念に良いだろう。スーパークルールビズとは言え、会社には履いて行けないけどね、オレ的には。
ロンクルア市場4

ロンクルア市場で買ったジーンズ、その1。
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一見、何のヘンテコもない517ですが・・・。

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じゃじゃ~ん!裏地が鮮やかな真っ赤なのです。この真っ赤はですね、起毛したポリエステル素材です。つまり、非常に暖かい。これは何かというと、米国リーバイス社がレイクプラシッド冬季オリンピックを記念して作った限定モデルなんです。つまり、冬用ジーンズ。ポリエステルの起毛ライナーが実に暖かい。思えば、どうしてこの手のジーンズは今の時代に無いんだろう?冬の寒い時期は重宝すると思いますよ。何しろ見かけは全く普通のジーンズなのに、実は超暖かいという、羊の皮をかぶった狼のようなモデルです。意外と、ユニクロあたりがハイテク素材使って作ったら、売れるんじゃないか?ウォームビズにも貢献するぞ。

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ジッパーは、ターロンの42。

これね、値段を聞いたら、店のお姉さん、人差し指、中指、薬指の3本を立てて、『3』と示す。3・・・?。300バーツは安すぎだろ?しかし3,000バーツは高すぎだ。もっとも、日本での相場を知っているバンコクの業者なら、平気で3,000バーツを吹っかけてきそうな気はする。ちょっと迷ったのだが、そ知らぬふりをして300バーツ(約786円)を渡す。そしたら、お姉さん!無言で袋に入れてくれた! ^_^;)・・・どんだけ安いんだよ・・・。あっ!しまったっ!市場の基本である値段交渉を忘れてしまったぞっ!!!あまりの安さに、値段交渉を忘れて言い値で買っちまったよ・・・オレもまだまだだな・・・。
ロンクルア市場3

ロンクルア市場って、もしかしたらガイドブックにも出てないかもしれないんで、ロジ情報を記しておきます。バンコクからロンクルア市場のあるアランヤプラテートまで行く方法。

その1 エコノミーコース
タイ国鉄フアランポーン駅発、アランヤプラテート行きの列車が1日2便出ています。料金は実に58バーツ(約153円)。所要時間は時刻表的には5時間半ですが、1時間くらい余計にかかることが多かったです。6時間以上列車に乗って150円!タイ国鉄ってどんだけ赤字出してんのかなぁ・・・? ちなみに、席は3等しか無く、冷房も無い乗り心地の悪い列車に6時間も揺られるのは、ある意味修行に近いものがあります。

このバンコク-アランヤプラテート線ですが、バンコク発時は満員に近く、フアランポーン駅を出てすぐの駅で乗り降りする人も多いのですが、路も半ばを過ぎると乗客の数がめっきり減ります。
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減ると雑然さが際立ちます^_^;)

そして、終点、アランヤプレテートに近づく頃には・・・
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ほとんど人がいなくなります。思うに、この列車に6時間も揺られてアランヤプラテートまで行く人は、タイ人でもあんまりいないって事ですね-_-;)

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これは、終点のアランヤプラテート駅。

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アランヤプラテート駅のチケット窓口。この駅に列車が到着するのは1日2便、そして列車が出発するのも1日2便です。

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アランヤプラテート駅の駅前広場。写真右側のトゥクトゥク、後ろが車になってます・・・これはバンコクでは見ないな。

アランヤンヤプラテートの駅からロンクルア市場までは、バイクタクシーかトゥクトゥクで10分程度。

その2 リーズナブルコース
BTS戦勝記念塔近くのセンチュリーというショッピングモール横から、ロットゥが出ています。所要時間3時間半。料金は230バーツ(約605円)。
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センチュリー。

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ロットゥとは、こんな感じのバンの乗り合いバス。右に並んでいるのは、それぞれの目的地別チケット売り場。列車に比べると、冷房も効いていて快適。

ロットゥは、ロンクルア市場前まで行きます。

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これは、ロンクルア市場前発、ビクトリーモニュメント行ロットゥの時刻表。ビクトリーモニュメント発ロンクルア市場行きの時刻表が見つからなかったのですが、たぶん同じような頻度であるんでしょう。

その3 ラグジュラリーコース
バンコクからタクシーでも片道2,000バーツくらいで行くと思います。もっとも、遠いんで行きたくない、という運転手が多いでしょうから、事前に旅行会社やレンタカー会社で車を手配するのが現実的かも。

このロンクルア市場には何度か通ったのですが、結局買ったジーンズは3本だけ。次にそれを紹介しましょう。
ロンクルア市場2

ロンクルア市場は、前述の通り、個人がやって来てジーンズを1本1本チェックするような場所ではありません。店頭にも並んでいますが、良く見ると、店頭に吊り下げられているのが、特に価値のあるジーンズでもありません。店頭に吊り下げられているのは、『ここはジーンズ屋ですよ』と知らせる看板のような物だと思います。では、価値のあるものが全くないのかと言うと、そうでもないんです。価格的に日本よりお徳かどうか?は、別にして珍しい物もあるにはあります。

どこにあるかと言うと、つづらの中なんです。ジーンズ屋の中には、店の奥のほうにブリキ製(?)のつづらを置いている店があります。高価な物はこの中に入ってるんです。だから、ロンクルア市場で珍しい古着ジーンズを探そうと思ったら、つづらのある店を探すことです^_^;) ただ、最初に行ってつづらを見つけられるか?は、運次第でしょう。それくらい広いですから。

私は、市場の入り口から、つづらまで一直線で行けるようになりましたが、なんせ複雑な市場の中です。その場所を文章で説明するのはちょっと無理。あえて言うなら、正面入り口(Golden Gate Plazaというアーチがある)からまっすぐ入ってしばらく行ったところで、左に曲がり、またしばらく行ったアーケードの中(←これじゃ、絶対辿り着けないと思うけど^_^;)。興味のある人は頑張って見つけて下さい。2~3回通えば見つかるんじゃないかな? 私が見つけられたつづらの店は、2軒だけでしたが、実は他にもいっぱいあるのかもしれません。

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ある日のこと。
つづらの中に、かなり程度の良いXXがあってビックリ!。日本の市場に出回れば間違いなく、コンディションAクラス。言い値は45,000バーツ。サイズが合えば値切って買っても良かったのですが、残念ながらサイズはウェスト35インチ。これじゃ、2年前の私でも履けません。「デカすぎだよ・・・履けないよ^_^;)」と言ったら、「これは小さいぞ」と言われて出てきたのが、パッチ表記27インチの妙な501。しかし、実サイズは明らかに27より小さい。ディテールは、確実にXXやビッグE時代の物。???パッチ表記は読めなかったのですが、どうも当時の子供用501のようです。珍しいと言えば珍しいんだけどね・・・わたしゃ、自分で履けない物は買わない事にしてるんで。「こんなモン、履けるかぁ!」って言ったら、店の親父「子供のお土産にどうだ?」。

この親父、非常に愛想が悪く口数も少ないのですが、私が501のレプリカを履いて行った時は、にこにこしながらしきりに褒めてくれました。・・・んまぁ、褒めてくれるのは嬉しいんだけど、この親父、オリジナルビンテージとレプリカの区別付いてんのかねぇ・・・ほとんど言葉が通じないんで、最後まで分からず-_-;)

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この店に限らず、ロンクルア市場の店はどこも極めて愛想が悪い。観光客相手のウィークエンドマーケットと違って、ここは商売人相手だからなんでしょう。でも、珍しく愛想の良い兄ちゃんの店もありました。そこでの会話。

 私「赤耳ない?」
 兄「あるよ、ホラ!」

3本のジーンズを渡された。しかし、ウィークエンドマーケットで見る赤耳よりデキの悪い偽物。 

 私「・・・コレって・・・タイメイドじゃない?」
 兄「そうか・・・?・・・・・・そうだな、こりゃ、タイ製の偽物だな」
 私「本物、ホンモノ!本物の赤耳は無いの?」
 兄「あ~、今は無いね」
 私「そうなんだ、残念」
 兄「赤耳とかビッグEはさ、滅多に無いよ。でも、たまに有ったら、バンコクのウィークエンドマーケットに持って行って売るんだよ。その方が高く売れるからね」

なるほど!そりゃそうだ!ウィークエンドマーケットって、名前の通り、土日しかやってないんですが、ここで店を開いてる人って、平日は何やってんだろう?って思ってたんですが、こういう人もいるんですね。すごく納得です。アランヤプラテートは国境の辺鄙な街とは言え、バンコクまで車で3~4時間ですもんね。

ってか、お前!オレを騙そうとしただろっ! まぁ、珍しく愛想の良い兄ちゃんだったから良いや、許す。

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ロンクルア市場内にて、
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すげーーーっ!マッコウクジラが現役だよ・・・^_^;)
ちなみにマッコウクジラとは、私が生まれた頃のトヨタ・クラウンの愛称です。これの2ドアとか、ちょっと欲しいよね。

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古着屋では、アバクロが結構目に付きましたが、これも偽物が多いんでしょうなぁ。

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ロンクルア市場には生鮮品もあります。
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ノコギリガザミは、カンボジア側から来てんでしょうね。
ロンクルア市場1

そしてロンクルア市場です。ロンクルア市場とは、バンコクではありません。バンコクから真東に250Kmくらいのカンボジア国境の街、アランヤプラテートにある巨大市場です。市場の出口から、タイの出国口まではわずか100m程度。本当に国境に接した市場です。ここも総合市場で、生鮮品から衣料品、生活家具などなど、何でもあります。その意味では、バンコクのウィークエンドマーケット(チャトチャック、JJ)に近いものがあります。違いは、ロンクルアにはあまりおみやげ物の類が無いこと、そして圧倒的な量の古着があること。ここは、知る人ぞ知る、アジアにおける古着の集積地なのです。

なぜ、こんな辺鄙な街に古着が集まるのか?定かではないのですが、一説によると、その昔、戦後のカンボジアに米国から大量に供与された古着が、タイに横流しされ、この街に集まったとの事。今では、各国がカンボジアに古着の供与などしていませんが、当時出来上がった商業ルートに乗って、今でもこの街に古着が集まっているらしいのです。ま、あさもありなんな話ではあります。

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ロンクルア市場入り口のゲート。

ウィークエンドマーケット同様、広大です。全体を1日で見て回るのは到底不可能。また、ウィークエンドマーケットは、狭い場所に小さな店がひしめき合っているのですが、ロンクルアは、通路も広く実に広々しています。だから歩くと、ウィークエンドマーケット以上に疲れる。

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市場は、こういったオープンな場所と、

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こんな感じのアーケード街に分かれます。いずれにしても広々、そして全体として広大です。

良い古着のリーバイス無いかなぁ・・・なんて思ってやって来たのですが・・・広大な市場をわずか10分歩いただけで、何かイヤ~な予感がしました。

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古靴屋。

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古シャツ屋。店頭で仕分けしてんです。

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アイロン屋。青い巨大なビニール袋には、古着が詰まってるんです。それを乱雑に引っ張り出して、せっせとアイロンかけ。

ココってね・・・
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こんな巨大な袋にぎゅうぎゅうの古着が店頭にポン!

こりゃ、個人で来るとこじゃねーかもなぁ・・・という気が強くします。

でも、ジーンズ屋発見!
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でもね・・・
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店内には、透明ビニールにぎゅうぎゅうに詰められた古着ジーンズが。

無理!1日かかっても全部見切れんわ・・・。この時点で戦意喪失。って言うかね、ここは、個人がやって来て1本のジーンズを探すとこじゃないんですよ。おそらくは、業者がこのパックごと買って行くんですよ、たぶん。まいったなぁ・・・しかしせっかく来たから、1本くらい買って帰りたいよねぇ・・・。そんなことを思いつつ市場を歩くこと4時間。結果上の写真のようなジーンズ屋を何十軒も発見。こりゃ、手に負えんなぁ・・・初めてココを訪れた時、そう思いました。

ある日、ジーンズ屋の店頭で、ちょっと面白いものを見ました。
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赤いレジ袋には、これまたぎゅうぎゅうに詰まったリーバイスの紙パッチ。古着から引っぺがした物ですね。このパッチが何に使われるのか?を考えるのは、ここで(バンコクでも?)古着のリーバイスを買う上で非常に有益でしょう。