2009年11月5日、バンコクに赴任しました。2011年9月1日、東京に戻りました。2013年10月1日、福岡に移住しました。
2017/09123456789101112131415161718192021222324252627282930312017/11

DSC_7574.jpg
マルシンのブローニング・ハイパワー。この個体は、私が初めて作ったマルシンのキットです。もう40年近く前ですね。

DSC_7572.jpg
いや~、よく手元に残りましたねぇ・・・(しみじみ)。
作った直後は、プラグファイヤカートに5mmキャップを詰めて結構撃ちましたよ。何しろプラスチック製で、スライドも軽いので、ブローバックは、バーン!とかズキューン!とかいう感じではなく『ビシッ!』という感じでしたね。これって、今でも5mmキャップ詰めたら撃てるんだろうか? 亜鉛合金のモデルガンと違って、プラスチックは経年劣化はないよね?

で、40年経っても変わらないのは、この疑問。
DSC_7583.jpg
拳銃で500m先を狙うことってあるのか? そもそも可能なのか??? 普通に考えたら不可能だろう。しかし、実用性しか考えない軍用拳銃に不必要な物は絶対に付けないよね? マシンレストに固定して、500m先のグルーピングってどれくらいなんだろう? 
DSC_6076.jpg
マルシンのベレッタM92SB。この個体は、その昔、キットを組んだ物。インドネシア赴任終了後の失業時代に作った物だから、2003年かな。

DSC_6082_201508141418000e4.jpg
元は、鈴木製作所から発売された物でした。たぶん発売は1983年じゃないかと思います。つまり、設計はもう30年以上も前。

DSC_6075.jpg
鈴木製作所から発売された当初、この製品は実に画期的!でした。表面は、金型で入れられたヘアライン!、内部メカはオートマチックファイアリングピンブロックが可動!(実際にブロックはしないけど)。モデルガンが大量生産されていた時代の「名作」だと思います。

その後、鈴木製作所は廃業?倒産?したのかね。金型はマルシン工業に移りました。マルシンではどういうわけか、金型のヘアラインを削り取っちゃったんですよね。何でなんだろうね?ただし、グリップパネルで隠れる部分なんかには残っています。ヘアラインは残して欲しかったけどね・・・もしかしたら、金型の痛みのせいなのかな?

以来、マルシンでは、M9とかブリガーディアやなんかのバリエーションを増やして、未だにたまにスポット生産されますね。そういえば、同様に今でもマルシンから発売されているガバメントとかPPKも元々は鈴木製作所から発売されてたんですよね。鈴木製作所ってあまり印象の無いモデルガンメーカーだったのですが、思えば「名作」を作ってたんですね。これらはもしかすると設計は六人部登氏? 

間違いなく、モデルガン大量生産時代の「名作」です。
DSC_6862.jpg
何か・・・似てないか?
こちらで落としたマルシンXM177E2のロアレシーバー。
表面をザッと仕上げ直しました。
DSC_5455.jpg
まぁ、割と見られるようになったんじゃないでしょうか。

DSC_5453.jpg
光の当たり具合によっては、表面の腐食が塗膜を通して若干見えますが、まぁ、アルミ合金だから、これ以上腐食が進むこともないでしょう。

さて、手持ちの部品はあまり多くないんだけど・・・
DSC_5486.jpg
一通り、組んでやりました。

DSC_5490.jpg
ボルトストップとマガジンキャッチが無いんだけど、十分使えそうですよ。

DSC_5509.jpg
う~ん、組んだは良いけど、使い道がないなぁ・・・
ヤフオクで、マルシンXM177E2のジャンク部品を落としました。
DSC_5260.jpg
ロアレシーバーです。1,600円なり。見ての通り、ほこりだらけ。

ほこりだらけって言うか・・・何なんだろう?これは、単に家の中でほこりを被っていたというよりも、雨ざらしにされていたのではないか?と思えるボロボロ具合です。
DSC_5261.jpg
何で、こんなボロボロを落としたかと言うと、上写真に写っているマガジンキャッチとボルトストップが欲しかったのです。手元にこれら2つの部品が壊れたXM177E2があるのですよ。いつか修理しようと思いつつ、もう20年以上が経ってしまいました^_^;) これら2つの部品は、おそらくマルシンに在庫があると思うので、新品部品を買っても良いかと思ったんですが、新品を買うと、マガジンキャッチとボルトストップ共に部品代が700~800円くらい?それに送料なんで、1,500円くらいにはなるよね・・・・・・。というわけで、今回のジャンク部品のお買い上げとなりました。

はい、さっそく手元の個体に組み込みました。
DSC_5445.jpg
古い製品ですが、火薬を使っていないので、結構キレイですね。

上の写真、マルシン特有のエジェクターを止めるネジが無いですね・・・チャージングハンドルのラッチも無いですね・・・。そう、この個体はキットの組み立て途中なのです。20年前に組み立て途中にがちゃがちゃやってたら、マガジンキャッチとボルトストップを壊してしまったというわけ。以来、20年間ほったらかし・・・^_^;)

DSC_5447.jpg
さあ!20年振りに組み立てを再開しよう!
マルシンモデルガンのレストアシリーズ。
今回は、ベレッタのM84。これは、自分でキットを買って組んだ物。いつ頃だっけなぁ・・・学部学生の頃かなぁ・・・?ってことは、27~8年前かなぁ・・・?
DSC_3981.jpg
もうこの頃は、発火させることに興味はなくなってたから、火薬を詰めて撃つことはしてないんだけど、これまたいつ頃だったか?エキストラクターが外れたのです。この頃の(つまり初期の)マルシンM84のエキストラクターは、ネジ止めなんですが(今でもそうなのか?は知らない。)、エキストラクターを止めているスライド内のネジ受けが折れました。

こうなるともう修理のしようが無い。もっとも、ASB樹脂の小片をスライド内側にプラリペアで接着して、ネジ穴をタップしてやれば、修理は不可能ではないですが、それはいくらなんでも面倒です。となると、この個体を修理するには、スライド交換するしかありません。

最近になってヤフオクで出物を探していたんですが、それで気付いたのは、どうも最近のマルシンのM84は、ブリーチ内がセンターファイアに改良されているようですね。しかもリアサイトが別部品になってるんですか? 上写真の個体のリアサイトはスライドと一体形成です。となると、現在のモデルは、エキストラクターの形状と固定方法も異なっている可能性大ですね。

いずれにしても、こいつを修理するには、スライドグループを1式丸ごと買ってこないといけません。スライドグループが完品のジャンクを安く買えると都合が良いんだけどね・・・。ヤフオクに網張ってみますか。

このスライドはどうせ要交換なので、とりあえずはエキストラクターを接着しましょう。
DSC_3986.jpg
接着できる場所が、上写真赤丸部分の細い柱しかないのが少々不安ですが、とりあえず瞬接で。

DSC_4004.jpg
取りあえず完成! もし瞬接がはがれるようなら、エポキシで固めましょう。
DSC_3989.jpg
マルシンのワルサーP38。これは、いつだっただろう?インドネシアから帰国した後の失業時代にヤフオクで買ったものだと思う。

DSC_3991.jpg
もう10年以上も前だと思うんだけど、ある日、ダブルアクションでトリガーを引いたら、トリガーバーが折れた

それを今回、交換してやりましたよ
DSC_3992.jpg
マルシンのP38は今でもたまにスポット生産されるんで、部品が手に入ります。ありがたいことです。

DSC_3999.jpg
折れたトリガーバーと。

DSC_4002.jpg
上は、同じマルシンのP38ですが、初期に製造された物。80年代の前半。82年とかかな?この頃のモデルは、トリガーバーが亜鉛合金製ではなく、鉄のロストワックス製なのです。マルシン製のモデルガンは、こういった「発売当初は鉄でできていたのに、その後コストダウンのために亜鉛に変わった部品」の強度が圧倒的に不足しているのです。こういう部品をもう一度、鉄で作って販売してくれないかなぁ・・・。
こちらで全バラしたマルシンのM439ですが、折れたドローバーを交換して再組み立てしましたよ。
DSC_3949.jpg
表面は古い塗装を剥ぐ感じでザッとペーパーがけ。きっちりした面出しなんかには程遠い状態で、再塗装しました。

あ、前回は、“亜鉛合金のサブフレームをABS樹脂のフレームに接着しようか”なんて書きましたが、絶対ダメです。マルシンのM39/439は、サブフレームに部品を組み込んだ後で、組み込んだ部品ごとサブフレームをフレームに組み込みます。サブフレームだけをフレームに接着すると、中のメカがほとんど装着できなくなります。
#危うくフレームをダメにするところでした^_^;)

DSC_3657.jpg
こんなに汚かったフレームですが・・・

こんなにキレイになりました!
DSC_3951.jpg

表面は真っ黒くろすけ、バレルだけ銀色にしました。
DSC_3954.jpg
普通、モデルガンの塗装というのは、プラスチックの表面に少しでも金属感のある塗料を塗ってホンモノらしくするものですが、今回は金属色には程遠い真っ黒です。

実は、今回、ある塗料を試してみたかったのです。それは、『染めQ』というスプレー塗料。ホームセンターにあります。この『染めQ』、何でも顔料の粒子が非常に細かいため、対象物の表面の凹凸の細かいところにまで顔料が届くんだと。そのため、布や革等普通のスプレー塗料では、塗装できない物も塗れるらしいのだ。もし、そうなら、ABS樹脂に対する食い付きも相当良いのではないか? それを試したかったのですよ。

結果は・・・
ABS樹脂に対しては、プライマー無しでもかなり食い付きは強そうです。少なくとも爪で引っかいたくらいでは、剥げそうな様子はありません。ただし、亜鉛合金に対してはイマイチ。なのでプライマーを使いました。

さて、「染めQ」のABSに対する耐久性、どうでしょうか? しばらく様子を見ましょうか。
マルシン工業社製のS&W M439。
DSC_3653_20150420095018226.jpg
酔っぱらって、ここまで一気にバラしましたよ。

なぜバラしたかというと・・・
DSC_3655.jpg
この部品を交換したかったため。これは、ドローバーですね。マルシン工業製のモデルガンには、大抵どこかに強度的な弱点があります。マルシン工業製モデルガンには、発売当初は鉄の鋳造やプレスで作られていたのに、その後のコストダウンによって亜鉛合金やABS樹脂にされた部品が結構あるんです。で、強度的な弱点は大抵これらの部品なんですよ。特にこのM39/M439のドローバーとワルサーP38のトリガーバーは、圧倒的な強度不足です。ダブルアクションでがちゃがちゃやってたら、ほぼ確実に折れます。こういうのってさ、営業サイドが設計サイドの意向を無視して(もしくは軽視して)、製品の材質変更をしちゃったんじゃないですかね?

マルシン工業社製のモデルガンは、最も新しい物でも既に発売から25年?くらい経ってるはず。もう十分にタイムプルーフされて、弱点も分かってるから、これらの弱い部品をもう一度鋳造やプレスで作ってくれないものだろうか? そんなことしたって会社は大して儲からないだろうから、あり得ないだろうなぁ・・・と思いつつも、そんなことをしたら全国のモデルガンファンから大絶賛されると思うんだけど。って言うか、今現在、全国にモデルガンファンってどれくらいいるんだろうね? 絶滅寸前なのは確かだけど^_^;)

さて、この写真の個体は、最近になってオークションで落とした物ではありません。私がリアルタイムで作った由緒正しき来歴のあるものです。もう30年くらい前だよなぁ・・・。もちろん、当時ブローバックもさせました。意外と調子良く回転しましたよ。ドローバーが折れたのも同じ30年くらい前です。上の写真を見ると、フレームや部品の一部が銀色になっていたりして、結構汚いんですが、表面の塗装を中途半端にやったのも30年くらい前です。

今回、思い立って、30年前に折れたドローバーを交換してやろうと思ったわけ。部品が今でも手に入るというのが、マルシン工業のスゴいところ。

30年ぶりに完全分解して気が付いた、
DSC_3656.jpg
赤丸の部分。

光に透かして見ると・・・
DSC_3690.jpg
亀裂が入ってる!って言うか、ほとんどちぎれかけ!
この部分は、内側に亜鉛合金製のサブフレームが入るので、特にこのプラスチック部分に力はかからないと思うんだけどね・・・。プラスチックはABS樹脂だから、接着は難しくはないし、今ではプラリペアという優れモノもあるんだけど、この部分は厚さが0.5mmもないくらいの薄さだから強度が保てるかどうか? やっぱり設計段階では、この部分には力がかかることを想定してないんだと思いますね。まぁ、イザとなったら、亜鉛合金のサブフレームをABS樹脂のフレームに接着してしまいましょうか。特に問題はないはず。 ←組む時に気が付きました、問題大有りです。っていうか、サブフレームをフレームに接着しては。絶対にいけません!

で、完全分解したんで、これを機会に表面に耐水ペーペーをかけて、汚い塗装を除去してやりましょう。
DSC_3678_2015042009502217a.jpg
1,000番程度の耐水ペーパーで磨くと、目立つのがプラスチック形成時のヒケなんですよね・・・。これらを修正して、きっちり面出しをして・・・とかやりたいんだけど、あんまり凝ると時間がかかるからなぁ。さて、どの辺で手を打ちましょうか?
こちらで落としたマルシン製ブローニングの1910、完全分解して綺麗にしてやりましょう。
DSC_3560.jpg
スライドグループ全バラ。エキストラクターピンが曲がっているのが分かるでしょうか。以前、「エキストラクターピンが抜けかけ」と書きましたが、抜けかけというより、穴がちゃんと合ってない状態で無理やり叩き込んで、先端を曲げちゃったんですね。

DSC_3564_20150417165105694.jpg
フレーム側も全部バラします。そうそう、そういえばマルシンの1910は、薄い鉄板で前後の亜鉛合金製サブフレームを連結してましたね、思い出した。小さなピストルなので、一体のサブフレームを入れるスペースが取れなかったんでしょうね。

全ての部品を中性洗剤と歯ブラシで洗った後、超音波洗浄機にかけて、さらに綺麗にします。
DSC_3599.jpg
もわわ~んと、スゴい汚れが浮いてきます。

全ての部品をキレイにしてやったら、適宜シリコンオイルを吹きながら、再組立て。
DSC_3634.jpg
はい!出来上がり。今回はあくまでも機能面のオーバーホールです。外観は、600~1000番の耐水ペーパーで軽く一皮むいただけ。それでも元があまりにも傷だらけだったんで、結構見られるようになりました。

DSC_3636.jpg
本当は、外観も本格的にキレイにしてやりたいんですが、それをやり始めると結構な時間がかかるのですよ。またいつかの機会に。

DSC_3638.jpg
左の銀色は、外箱が小さく(かつ厚く)なってからのキットを組んだ物。一方、今回オーバーホールした右の黒は、おそらく箱が平べったかった初期のキットだと思います。両者には、色だけでなく、銀色の方はコストダウンを図ったな・・・と思える変更箇所がいくつかありました。

それにしても。マルシン工業製のモデルガン、約35年前に発売されたおもちゃが未だに、スポット生産とはいえ、生産され続けているってのは、スゴいことだと思いません? その間に、モデルガンメーカーのほとんどは潰れたり、廃業したりして、業界から消えていきました。思えば、私が子供の頃からモデルガンを作り続けてるメーカーって、今ではマルシン工業だけになっちゃいましたね。