名作!
私が小学校6年生の時の話だと思うのだ。小学校の近くに文房具屋兼おもちゃ屋といった感じの小さな店があった。当時、たいていの小学校の門の近くにはこういった店があったと思う。
この店で私が買った2つ目のLS社製プラモデルが、コルト・ディテクティブ・スペシャルだった。子供の頃、拳銃は、銃身が長いほどカッコ良かった。だから、今思い返すと、なぜこんなスナブノーズを買ったのか分からない。しかし、私が買った2つ目のLS社製プラモデルが、コルト・ディテクティブ・スペシャルだった事はしっかり覚えている。
なぜかと言うと、そのメカがしっかり理解できたからだ。1つ目がワルサーのP38だったのだが、コイツのメカは、小学生の私には、全く理解不能だった。特にブリーチ内の細長い棒(ファイアリングピンとインジゲータ)や円柱状の部品(ファイアリングピンリテイナとオートマチックファイアリングピンブロック)がスプリングで保持されてるのが意味不明で、これらを接着したりしてしまった^_^;)
対して、コルト・ディテクティブ・スペシャルは、小学生の私にもそれぞれの部品の機能が理解できた。今にして思えば、それは回転式拳銃(リボルバー)と自動式拳銃(ピストル)の違いだったのだが、これら2つのプラモデルが、私の拳銃に対する興味を決定付けた。私が拳銃に興味を持つきっかけになったのが、LS社製プラモデルのワルサーP38とコルト・ディテクティブ・スペシャルだった。
拳銃に興味を持つ小学生とは、何とアブないことか!などと思うなかれ。当時はそういう“時代”だったのだ。私の世代の男の子なら、みんなそういう時期があった(ただ、ほとんどの子供は、大人になるに連れて興味を失うんだけどね^_^;)。

LS社製のコルト・コブラ。実銃のコブラとディテクティブは、材質が鉄かアルミ合金かの違いなので、プラモデルにすると全く同じ。
ヤフオクで組立て済みの物を落としたのだ。小学6年生以来、何年ぶりだろう? LS社製のコブラ/ディテクティブを手にした。

間違いなく名作。その理由は、1)現在に至るまで、モデルガン化されていないモデルである、2)何より、今から30年以上前に、コルトのアクションをプラモデルで正確に再現していた。それで十分だろう。LS社製ガンプラモデルの名作といえば、2代目ワルサーP38やオートマグ、M16やAK等が今や伝説となっているが、実は、このコルト・コブラ/ディテクティブは、LS社独自の設計であり、名作と言う他無い。今から、30年以上前に、ほぼ実銃通りのコルトアクションがプラモデルで再現されていたのだ。実に地味な製品だが名作。

設計者は、実物を見ずに設計したらしいのだが、外観も悪くない。

この弾、弾頭も薬きょうもスチロール樹脂、つまりプラモデル用のプラスチック製ですよ。
カートは、LS38スペシャルカート。結局LS社製プラモデルガンの38スペシャル口径は、このコブラ/ディテクティブとM36チーフスペシャルだけだった。

何しろプラモデルなので、重さは、実に100gしかない。なのに、この外観とメカのリアルさ。
このプラモデルが、発売されたのは1970年代後半。当時の価格は1,200円だった。その後、LS社は、1992年に倒産したようだ。
時は流れて、今や21世紀。3Dスキャナや3Dプリンタも個人で買える時代。どこかのメーカーが、再度1/1スケールで拳銃のプラモデルを製品化してくれないものだろうか?
私が小学校6年生の時の話だと思うのだ。小学校の近くに文房具屋兼おもちゃ屋といった感じの小さな店があった。当時、たいていの小学校の門の近くにはこういった店があったと思う。
この店で私が買った2つ目のLS社製プラモデルが、コルト・ディテクティブ・スペシャルだった。子供の頃、拳銃は、銃身が長いほどカッコ良かった。だから、今思い返すと、なぜこんなスナブノーズを買ったのか分からない。しかし、私が買った2つ目のLS社製プラモデルが、コルト・ディテクティブ・スペシャルだった事はしっかり覚えている。
なぜかと言うと、そのメカがしっかり理解できたからだ。1つ目がワルサーのP38だったのだが、コイツのメカは、小学生の私には、全く理解不能だった。特にブリーチ内の細長い棒(ファイアリングピンとインジゲータ)や円柱状の部品(ファイアリングピンリテイナとオートマチックファイアリングピンブロック)がスプリングで保持されてるのが意味不明で、これらを接着したりしてしまった^_^;)
対して、コルト・ディテクティブ・スペシャルは、小学生の私にもそれぞれの部品の機能が理解できた。今にして思えば、それは回転式拳銃(リボルバー)と自動式拳銃(ピストル)の違いだったのだが、これら2つのプラモデルが、私の拳銃に対する興味を決定付けた。私が拳銃に興味を持つきっかけになったのが、LS社製プラモデルのワルサーP38とコルト・ディテクティブ・スペシャルだった。
拳銃に興味を持つ小学生とは、何とアブないことか!などと思うなかれ。当時はそういう“時代”だったのだ。私の世代の男の子なら、みんなそういう時期があった(ただ、ほとんどの子供は、大人になるに連れて興味を失うんだけどね^_^;)。

LS社製のコルト・コブラ。実銃のコブラとディテクティブは、材質が鉄かアルミ合金かの違いなので、プラモデルにすると全く同じ。
ヤフオクで組立て済みの物を落としたのだ。小学6年生以来、何年ぶりだろう? LS社製のコブラ/ディテクティブを手にした。

間違いなく名作。その理由は、1)現在に至るまで、モデルガン化されていないモデルである、2)何より、今から30年以上前に、コルトのアクションをプラモデルで正確に再現していた。それで十分だろう。LS社製ガンプラモデルの名作といえば、2代目ワルサーP38やオートマグ、M16やAK等が今や伝説となっているが、実は、このコルト・コブラ/ディテクティブは、LS社独自の設計であり、名作と言う他無い。今から、30年以上前に、ほぼ実銃通りのコルトアクションがプラモデルで再現されていたのだ。実に地味な製品だが名作。

設計者は、実物を見ずに設計したらしいのだが、外観も悪くない。

この弾、弾頭も薬きょうもスチロール樹脂、つまりプラモデル用のプラスチック製ですよ。
カートは、LS38スペシャルカート。結局LS社製プラモデルガンの38スペシャル口径は、このコブラ/ディテクティブとM36チーフスペシャルだけだった。

何しろプラモデルなので、重さは、実に100gしかない。なのに、この外観とメカのリアルさ。
このプラモデルが、発売されたのは1970年代後半。当時の価格は1,200円だった。その後、LS社は、1992年に倒産したようだ。
時は流れて、今や21世紀。3Dスキャナや3Dプリンタも個人で買える時代。どこかのメーカーが、再度1/1スケールで拳銃のプラモデルを製品化してくれないものだろうか?