2009年11月5日、バンコクに赴任しました。2011年9月1日、東京に戻りました。2013年10月1日、福岡に移住しました。
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今、名古屋では、生物多様性条約の締約国会議が開催されています。知ってますか?あんまり報道されてない気がするんだけど、盛り上がるのは月末かな?

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いい加減長くなっちゃいましたね、今回の『比較的Magical Mystery Tour』。まだ、書きたいことはいっぱいあるし、写真もあるんだけど、飽きてきたんでこの辺でヤメます。実はもう次の、つまり先週末のMagical Mystery Tourも終わってるんですよ^_^;)

これまで、「飛行機でウボンラチャタニ」、「ロットゥでスパンブリ」、そして今回の「国鉄でシーサーケット」。3回のアテのない旅をしてみましたが、わずか1泊2日のアテのない旅でも、けっこういろいろ思いつくもんですね。オレは結構どこに行っても、それなりに楽しめそうだな、特に田舎では。それが分かったのが収穫かな。それぞれ30回分くらいのブログのネタにはなりそうなくらい、いろいろ思うことがありました。まぁ、それをブログにして他人が読んで面白いか?は、全く別問題なんだけど、良いんです。このブログは、私のストレス解消の場というか、自己満足の場なんで。

最後に今回思ったことを1つだけ書いときますね。ホテルからカオプラウィハーン遺跡往復約200Km。シーサケートからウボンラチャタニが70~80kmくらいでしょうか。これらの間の移動の際、ちょっとビックリしたのは、道の両側に延々と水田が続くこと。市街地と山の中の滝を除くと、ほとんど水田が途切れたことが無い。ウボンラチャタニ県には、一体どれほどの面積の水田があるのだろう?
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道の両側に延々と続く水田を見ながら思い出したのは、インドネシア時代、北スマトラ州を車で走った時の事。この時は、いくら車で走っても、道の両側は延々、いつまでたってもゴム畑だった。一体どれほどの面積の熱帯雨林をゴム畑に変えたんだろう・・・そう思いました。熱帯雨林をゴムのプランテーションに変える。これは一般的に環境破壊、なイメージがないですか?

今回は水田です。いつまでも広がる広大な水田を見て、環境破壊だと思う人は少ないと思います。でもね、生態系へのダメージ、特に生物多様性に対するダメージの観点からは、ゴム畑も水田もさしたる違いはないんです。

ゴム畑は、近年に大資本によって開発された。水田は、数百年もしくは数千年をかけて地元住民によって開発された。開発者と時間スケールが違う。それに多くのアジア人にとって、米は主食でもある。だから、水田には罪悪感を感じない。しかし、人間が、生態的に極めて多様な熱帯雨林を、非常に単調な生態系に変えてしまったことに変わりはない。熱帯雨林の生態系に比べれは、ゴム畑生態系も水田生態系も極めて生物多様性の低い、単調な生態系に変わりはない。

ここから何か思う事はないですか?

私はゴム畑が良いと言うつもりは無いし、水田が悪いとも言わない。コトはそれほど単純でもない。ただし、「水田は保水効果があり、自然災害の低減にも役立っている・・・」等と言うのは詭弁でしかないのですよ、少なくとも生物多様性の観点からは。私はそう思います。

ここから先は、まとめて自分の考えが書けるほど、自分の考えがまとまっていません。もっと考えるとしましょう。こういった、考えるきっかけを与えてくれるという点でも、Magical Mystery Tourは良いかもしれないね。

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しかしまぁ・・・今回のような旅は、やっぱ一人で行くしかねーんだろうな・・・。「閉鎖されているカオプラウィハーン遺跡に行きましょう!」なんて言って付いて来てくれるヤツはいねーよなぁ・・・-_-;)
ワット・トゥン・シー・ムアンでぼ~っと1時間以上も過ごしてしまった。ここから空港に向かわなければならない。どうやって行くか?バンコクならいくらでもタクシーが走っているのですが、この街はタクシーが見当たらない。あるんだろうけど、良く分からない。トゥクトゥクで行くのが良いのかな?でもね、今回は時間があるんで歩いてみましょう。1時間あれば着くんじゃないかな。

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今のウボンラチャタニのトレンドは、フラフープらしい。

私ね、最近歩くのが好き。歩くとその街が良く分かる。
でね、歩いてて見つけました。
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一瞬ハングルかと思ったんだけど違う。何語だ?こりゃ?

これが日本料理屋なのである・・・。ウボンラチャタニに日本料理屋。

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店に入るといきなりコレである。これは期待が持てそうです!

食ったのはこの3品。

『カニサラダ』
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違うだろっ!これは『カニカマサラダ』ぢゃじねーかっ!!!騙された・・・ただし、プチトマトはちゃんと半分に切られている

『ホッキ刺身』
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確かにホッキだ・・・。

『ざるそば』
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ほぉ、確かにざるそばですな・・・。

職場1の●は、タイ人には珍しく料理好きです(こちらで登場した●です)。彼女からはしつこく日本料理、特に寿司、の作り方を教えてくれてと言われている。寿司なんて、日本の家庭では作らない、って言ってもなかなか分からない。確かに、外国人にとって日本料理といえば、まずは寿司と天ぷらでしょう。しかし、これらは本当に日本料理か?少なくとも典型的な日本料理とは言えないでしょう。寿司と天ぷらが今のスタイルになったのは、せいぜいこの100年でしょう?少々乱暴に言うと、寿司と天ぷらは江戸末期に始まった東京発のファーストフードですよ。それが今、日本全国や海外に広まって、あたかも日本料理の典型のように思われていますが、これらは伝統的な日本食とはとても言えない。

では、伝統的な日本料理とは何か?肉じゃがか?これは家庭料理の定番のように言われるけど、これもおそらく100年前には無かった物。一般に普及したのは、おそらく私が生まれるちょっと前くらいじゃない? 第一、昔は四つ足の肉は食わなかったからね、日本人は。精進料理や懐石料理は、いかにも日本の文化という感じがするけど、庶民が食っていた物ではない。

日本料理って何なんだろうね?

味の観点から言うなら、アミノ酸の旨味だと思う。これを重視するのが伝統的な日本料理じゃないだろうか?海外に出るとそう思う。カツオだし、昆布だし、椎茸のだし、醤油、味噌、いずれもアミノ酸の旨味がキーでしょ?だから、日本では旨味調味料なんて物まで生まれた。アミノ酸の旨味を珍重する料理って、他にあるんだろうか?

東南・南アジアの国では、スパイスを多用します。昨日、日曜日、タンドリーチキンが食いたくなって、食べに行きました。あのスパイスの味には強烈にひかれる。これはこれで非常に美味い。間違いなく美味い。しかし、素材が持つ旨味はかき消されてしまう。これがチキンじゃなくて、牛肉でも、マグロでも、同じスパイスで焼いたら同じ満足感が得られる気がする。そう思うのは、オレが日本人だからだろうか?

魚の刺身、単に塩を振っただけの焼き魚。これらが美味いと思うには、微妙なアミノ酸の旨味が分からなければいけない。日本人なら、誰でも生まれながらに持ち合わせている味覚だけど、これが分かる民族って他にもあるんだろうか?タイ人やインドネシア人は、塩を振っただけの焼き魚を、「味が無い」と言う。

スパイスを多用するタイ人やインドネシア人は、微妙なアミノ酸の旨味を、おそらく感知できないのではないか? もっとも、スパイスの上手な使い方に関しては、日本人の及ぶところではない。だから、トムヤムクンのような激美味スープが生まれる。

日本料理、和食とはアミノ酸の旨味に尽きると思う。

そう思うと、上写真のホッキとざるそばのつゆには見事なまでに旨味がない。不思議なくらい旨くない。ホッキは冷凍を日本から輸入してんだろうけど・・・どういう解凍したんだ???全く味が無い。ざるそばのつゆは、醤油ベースなんだけど、旨味に乏しくメチャ甘い。

そういえば、ツバルでは捕った魚をそのまま海水で洗ってかじっていた。日本の刺身とは次元が違うけど、ツバル人にとっての生魚の美味しさって、日本人と同じなんだろうか?


さて、いい加減長くなってきた今回のMagical Mystery Tour。まだ続きます。

ウボンラチャタニに到着。タイはバス交通網が発達していて、主要な都市には大抵バスターミナルがあります。で、バスターミナルは街外れにあることが多い。
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今回はこれで街中まで行きます。これはソンテウという乗り合いバス。バンコクでは乗ったことが無いので、初めて乗ります。料金は一律10バーツのようです。

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適当なところで降りて、

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トゥクトゥクに乗り換え、

お寺着。
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特にお寺を見たかったわけではないのですが、まだ飛行機まで時間があるんで、何となく来てみました。ここは、ワット・トゥン・シー・ムアン(Wat Thung Sri Muang)というお寺らしい。

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このお堂は木造ですね。

お寺の片隅に座って、
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モバイルオフィス~。

iPhoneのテザリング機能を使うと、どこでもノートPCをネットに繋ぐことができます。これって、一見便利なんですが、同時にあと10年もしたら、あの頃は何と原始的な事をしていたことか・・・と振り返られる技術の典型な気がします。そう思わん?
カオプラウィハーン遺跡(の手前)、ビンでできたお寺、滝を2つ見てホテルに戻ってきました。時間は12時15分。ホテルをチェックアウトして、ウボンラチャタニに向かいます。あ、今回泊まったホテルは、Phrompiman Hotel。駅の南側を線路沿いに西に200~300mの所です。一泊400バーツ(約1,097円)。十分快適でしたよ、私にはね。ちなみにWiFiは70分で50バーツと言われたので、チケットを買ったのですが、どういうわけか、パスワードを入力する前にインターネットに繋がってしまいました、50バーツ無駄にしちゃった。

さて、ホテルをチェックアウト後、またラーメン!今日も朝ごはん食べてないしね。昨日とは別のラーメン屋。
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やっぱり、生野菜が出てくる。しっかし・・・ニガウリ(ゴーヤ)って生で食うか?タイ人はこの生野菜をどうやって食べるんだろう?私はラーメンの中に入れちゃいました。

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ラーメンはこれ。バンコクの屋台ではなかなかお目にかかれない豪華なラーメンです。豚肉が結構な量乗ってるのに加えて鳥の手羽先とモモが1本ずつ乗ってくる。ちなみに麺はダブルにしてもらいました。これで35バーツ(約96円)だから、バンコクよりかなり安い。もっとも手羽先とモモは「肉」というより、出汁をとった後という感じ。食べてもすかすかで味がない。まぁ、でも豪華な感じがしてよろしい。ただし、画面上にちょこっと見えてるレバー、これは牛のレバーだな、これは俺には食えない、ゴメン、残しちゃったわ。スープは薄味で美味かったよ。

さて、またホテルからバスターミナルまでがしがし歩きますよ!歩くこと20分くらい。
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シーサケートのバスターミナルに着きました。

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シーサケートのバスターミナルではちゃんと英語標記がある。これは嬉しい。

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今回私が乗るバスはこれです。ちゃんとウボンラチャタニまで連れて行ってくれよな!

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例によってコクピットはかなりレトロな雰囲気。

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例によって床は木の板張り。

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シーサケートからウボンラチャタニまでは、またこの通りの田舎道。両側は水田です。

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これもまた例によってがたぴし走ること1時間半。ウボンラチャタニのバスターミナルに到着!

ウボンラチャタニのバスターミナルは結構大きいですね。
運転手、ビンのお寺の後、更にもう1つ滝を見せてやると言う。

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更に田舎道を走ります。こういう道をバイクで走ってみたいなぁ・・・やっぱバイク買うか!?

写真に撮り忘れたんだけど、着いた場所は、国立公園入り口のように非常に整備された場所。運転手はここで昼飯を食うと言う。「お前も食え」と言われたんだけど、まぁわたしゃ良いですわ。そんなに腹減ってないし。と言うわけで一人で滝へ。
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駐車場から滝までの道の両側には屋台が。結構人が来るんでしょうね。

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おっ!生えかけのキノコ。

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付近にはシカがいると見た。この糞は、鮮度から言って今朝の物だね。

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5分も歩くと橋が。

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橋の上からの眺め。スゴイ濁流です。かなりの迫力。

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横から見てもかなりの迫力。ここに落ちたら、這い上がるのは無理かもしれない。

しかし、写真ではイマイチ迫力が伝わらない。

ならば動画で!


滝を堪能して駐車場に戻ったら、駐車場の警備員に連れられたわんが。
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じゃなくて、お前、ヤギじゃねーか!?こんなとこで何してんだ???

いや~、かなり満足!運転手さん、ありがと!
さて、滝見れたし、これで良いか?と思っていたら、運転手、近くのお寺を見に行こうと言う。う~ん、お寺はねぇ、正直あんまり興味ないんだけど・・・まぁ、時間あるから良いか。

着いたのはこのお寺。
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写真が悪くてごめんなさい。この辺からカメラの設定間違って、全部ISO400で撮っちゃいました。
屋根の色が独特だけど、まぁお寺ですからね・・・。仏様にできるだけ失礼のないように、心を落ち着けながら、ゆっくり境内の中を歩きます。それでね、しばらく歩いてね、ある時にフッと、突然気付いたんです。

屋根をアップにして見ましょうか。
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分かりません?

じゃぁ、これでは?
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もう分かったでしょ?

床はこんな感じ。
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手すりはこんな感じ。
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柱はこんな感じ。
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背後の壁も全て同じ。

そう。このお寺、表面は全てビンでできてるんです!Σ( ̄ロ ̄lll)!!!

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この建物も、

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この複雑な建物も、表面は全てびっちりビンで覆われているのです!!!

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この貯水槽のような物も、

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外壁はもちろん内装も表面はびっちりビンなんです!!!

う~ん、こりゃ、壮大な小学生の夏休みの工作だよ・・・。一体、何考えてこんなモノ作ったんだ???何と言うか、こうあっけに取られるというか、アホらしいというか、何か理不尽な物を感じると言うか・・・^_^;)良くわかんないけど、こういうビンのリユース法もあるんだね・・・東京本社の廃棄物担当の方、こういうビンの使い方を検討してみてはいかがでしょうか?

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ワット・ラン・カウドのにゃん。フラッシュ焚かれてびっくりしてます。
お前ちょっと痩せてるぞ、ちゃんと食え!
さて、カオプラウィハーン遺跡手前の様子は分かりました。これからどうする?これですぐホテルに帰るんじゃ面白くない。ちょっと手前に、「○○滝」という標識があったんで、そこ行きましょか。「運転手さん、その標識の滝お願い!」

車はわき道にそれる。
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こういう田舎道って良いね。私は大好きです。もはやほとんど車も通らない。

そして更にわきにそれる。
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田舎道というより、もはや山道である。アスファルトではなくコンクリート。

幹線道路をそれてからかなり走りました。そして着いたのが・・・、
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サムロンキアット(Samrongkiat)滝

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おぉ~、渓流ですな。

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私、渓流大好きです! ぼ~っと眺めているだけで飽きません。

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渓流の下流では、落差は小さいですが滝が。

ちなみに付近一帯は、観光用に整備されており、管理事務所のような建物もありました。確認はしませんでしたが、宿泊棟やキャンプ地もあったかも。

やっぱ良いな・・・こういうとこ。いつかゆっくり来たい。
さて、ホテルを出て1時間ちょっと。こんなモノが見えてきました。
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有刺鉄線でシケインができてる。奥にはテントと迷彩服を着た兵士。運転手は「Uターン!」と言う。えっ!?マジですか?ここで引き返すの?遺跡の「い」の字も感じずに帰るしかないの??? 運転手がしばし兵士と話をする。そしてバリケードを通過。な~んだ、やっぱ通って良いんじゃん!

しかし、数百m走ると次のゲート。ここにも兵士が張り付いている。
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でも、ここもあっさり通過。意外と行けるんじゃね?と思ったところで、3つ目のゲート。
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ここは土嚢で作った塹壕のような物が道路わきに。運転手、再度兵士と話す。結果・・・ダメだと言う。ここから先は行けないと言う。え~、コレで終わりなの・・・。しょーがねーなぁ・・・兵隊さんのライフルでも見せてもらうか・・・。

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ケッケラー&コックのG33。

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カラシニコフのAK74。

何かおかしくね?写真の通り、G33は全体的にサビが出ている。手に触れやすいところにもそうでない所にも満遍なくサビが出ている。撃てなくはないと思うけど、これは使ってない証拠。ロッカーの中に長いことほったらかしにされてたライフルじゃないか?それにAKって何だ???タイ国軍ってAKライフル使ってたの?そんなはずないよね??? 大体、G33とAKでは、使う弾薬も違うでしょ?それが1つの部隊に混在して使われてるとは思えないんだけど???何か良く分からない武器装備でした。

しばらく見ていたら、地元住民と思われるトラクター等は通れるみたい。それから、装甲車やトラック等の軍の車両が結構通過していきました。補給用と思われる車両も通って行ったんで、この先にはそこそこの規模の軍が駐留しているものと思われます。

と言うわけで、結論は、2010年10月現在のカオプラウィハーン遺跡手前には、軍のゲートが3つあり、最後のゲートは通過不可、でした。ちなみに最後のゲートは、カオプラウィハーン国立公園の事務所入り口のすぐ横でした。公園事務所には自由に行けます。んじゃ、公園事務所見てみましょうか。

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写真奥の建物が、公園事務所。付近は非常に良く整備されてますね。掃除のおばちゃんたちが落ち葉を掃いていました。まだ朝の9時前。職員がちょうど通勤してくる時間帯だったようです。バイクで出勤してきたばかりと思われる職員が私を見つけて、公園のパンフレットをくれました。親切。パンフの地図によると、遺跡入り口はやはりここからすぐのようです。

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公園事務所のすぐ近くには、ゲスト用の宿泊ロッジが点在。

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ロッジの前には湿地と池が広がります。

やっぱりこういう所にには1週間くらい滞在してのんびりしたいね。あ、そうだ!カオプラウィハーン遺跡の観光が再開されたら、カオプラウィハーン国立公園内に泊まって遺跡見学に行こう!
さて3日(日)、いよいよ主目的のカオプラウィハーン遺跡を目指します。前日にホテルのフロントで車をお願いした時のこと。
 私 「明日、車をお願いします。朝7時から12時まで5時間。」
 フ 「どこに行きますか?」
 私 「カオプラウィハーン」
 フ 「・・・今、行けませんよ?」
 私 「え?どゆこと?」
 フ 「閉まってます」
意味が分からない。何人かの人に聞いてみた。びみょうに言う事が違う気がするが、「閉まっている」、「行けない」というのは共通している。そうなの?行けないの?ネットで調べてみると、どうやらタイとカンボジアの政治的なものもあり、閉鎖されているということらしい。まぢですか!?ここまで来たのに・・・。いや、まぁ、初めっからここを目的にバンコクを発ったわけじゃないんだけどね^_^;) 行き当たりばったりの旅もここに極まれりって感じだなぁ・・・^_^;)

どうする?

答えは簡単。予定通り行きます。考えてもみて下さい。カオプラウィハーン遺跡は、知る人は知る、そこそこ有名な遺跡です。ネット上を検索すると日本語でも旅行記はいっぱいあります。しかしっ!閉鎖中のカオプラウィハーン遺跡に行った、という旅行記は(たぶん)無い。では、オレが書いてやろう! 予定通り、片道90Km、行こうじゃないですか。

ホテルのフロントからは、何度も「遺跡は見られないけど良いんですか?」と念を押される。「良いんです」。よほど物好きと思われただろうね・・・。
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やってきたのはこの車。料金は1,800バーツ(約4,935円)。ガソリン代他全部込み、7時から12時までの5時間拘束、計200Km以上走ると思うから、そんなに高くはないと思うけど・・どう。

かくして朝7時にホテルを出発。考えてみたら、外に出ないと、日曜の朝7時に起きてることなんて絶対ないね。
今日の夕食はシーサケート駅南側を線路沿いに並ぶ屋台街で。
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屋台街の雰囲気こんな感じ。結構規模大きいです。

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するめ発見!買いましょう。

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イカ焼き発見!コレも買いましょう。私、イカ大好きです。

総じて、昆虫類がちらほら見られたのを除くと、バンコクの屋台と大して変わりないね・・・。あ、昆虫類と言うのはハチの幼虫やバッタ類。これらはイーサン地方の特産のようです。ただ、昆虫類って食べたことあるけど、そんなに美味しいもんじゃないんです。って言うか、昆虫自体にはそんなに味は無いんです、たぶん。要は炒めや煮付けの際の味付けでどうにでもなるんです。何て事を思いながらコレを発見!↓
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周りはバナナ。バナナの焼きはバンコクでも良く見ます。しかし真ん中は・・・焼きおにぎりではないかっ!これは見たことが無い。しまった・・・醤油持って来れば良かった!。
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炭火で焼かれた平べったい焼きおにぎり。もしかしたら、ココナッツミルク味か?とも思ったのですがさにあらず。タダ、ご飯を焼いただけでした。塩味すらなし。だったら、やっぱ醤油塗って焼けば良いのになぁ、って思うのはオレが日本人だからか?ちなみにおコメは、いあゆるタイ米にもち米を混ぜています。そうすることによって粘りが出て、おにぎりの形にまとまるんでしょう。次回どこかで見つけたら、醤油を塗って焼くと美味しさ倍増!って技術移転をしてやろう。

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適当なところに座ってビールを頼みます。これ、分かりますか?上の方、泡ではなくて凍ってるんです。非常に面白い物を見ました。ビンに入って栓を開ける前のビールは、凍ってません。栓を開けた瞬間に上の方からサーっと凍っていくんです。つまりですね、栓を開ける前の高圧下では、凝固点が低いですから凍らない。でも栓を開けた途端に1気圧に減圧されて凝固点が急激に上がるため、瞬間的に(たぶん水分が)凍って、ビールがシャーベット状になるんです。タマリアン・サンセットはグラスを指ではじいた瞬間に色が変わるわけですが、それを連想して面白かった。

しかし、コレだけ冷えたビールが出てくるのに、グラスにはやはり氷が入ってきます。
もともと東南アジアでビールに氷を入れるのは、ビールを冷蔵できなかった頃、ビールを冷やすために入れたものです。あ、昔でなく今でも屋台では常温のビールに氷と言うのはありますね。あくまでも氷は、ビールを冷たく飲むための『手段』だったと思うのです。しかし、今やタイでは冷蔵庫がかなり普及しています。なのに面白いことにこの店では、凍るほど冷えたビールに氷を入れてくる。

もともと冷やすという『手段』だった氷ですが、今ではタイ人的には“ビールには氷を入れるもの”という『習慣』になっているのかもしれません。似ているのが昆虫食だと思うのです。昆虫を食うのは―これは日本でもそうでしたが―貧しい時代、肉などが食えなかった時代の蛋白摂取の『手段』だったはずです。そのため、豊かになった日本では大抵の地方で昆虫食は失われました。しかし、一部にはいくら豊かになっても、ハチの子を珍重する地方があります。そうなると、これはその地方特有の『習慣』であり『文化』となる。タイ東北地方昆虫食ってずっと続くだろうか?

さて、この日食べたのは・・・、
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いつも通り、空芯菜の炒め物。

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トムヤムクン。
このトムヤムクンがちょっと収穫。トムヤムクンとは、トム(煮る)・ヤム(混ぜる)・クン(エビ)です。だから、バンコクで食べるトムヤムクンは、エビがメインの具財。エビ以外の“動物”は、イカが入ることがある程度かな?しかし、このトムヤムクン、一口すくって、魚の出汁の味を感じてしまった。非常に弱いんだけど、魚系の出汁の味がする。そう、白身魚が入ってるんです。その他、エビはもちろん、豚肉、イカ、タコ。見ての通り、エビは全然メインの具財じゃない。

そもそも、トムヤムクン食べて、エビの風味ってそんなに強くないですよね?何しろいろんな香辛料が効いてますから。前から思ってたんですが、トムヤムクンにクン(エビ)はそんなに大事じゃないんですよ。違う?それに家でトムヤムクンを作るときのレシピには、大抵チキンスープをベースにしますが、和風カツオ出汁でも十分イケるんじゃないでしょうかね?魚の出汁とトムヤムクンに使う香辛料って合いますよ。そう思えたのは大収穫。

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最後にチャーハン。

正直食べ過ぎ。チャーハンは全部食べましたが、相当苦しかった。