2009年11月5日、バンコクに赴任しました。2011年9月1日、東京に戻りました。2013年10月1日、福岡に移住しました。
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痩せたんで、この服がまた着られるようになった。
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これはいつだったか、サープラスショップで買った物。1,000円しなかったはず。デンマーク軍だかフィンランド軍だかのパジャマなんです。軍服って基本的にスゴくスリムなんですよね。

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実家から、長崎→東京→バンコクと持ってきたハンガー。電話番号がたったの5桁ですよ・・・。このハンガー、もしかしたらもう半世紀くらい前の製品かもしれません。タケヤ洋服店って今でもあるだろうか?
トラックバックテーマ第1072回「修理に出したい、でも出していないもの」

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左: ヘルブロス社(Helbros)製のクロノグラフ、中身はランデロン48の初期型。
右: ポンティアック社(Pontiac)製のクロノグラフ、中身はヴァルジュー72C。
ヘルブロスやポンティアックという時計ブランドは知らない人がほとんどでしょう。実は私も良く知りません。私にとってのクロノグラフ(ストップウォッチ付き腕時計)は、メーカーやブランドはあまり重要ではありません。大事なのは中身の機械なんです。

いずれも1950年前後の製造。左は真鍮製のケースにクロームめっき。中身がランデロン49。いわゆる当時の安価なクロノグラフ。安価と言っても侮ること無かれ。右はステンレスケースにヴァルジューの72Cですから、当時の高級機です。1950年頃に、これらの時計が一体どれくらいの価値を持っていたか?当時はヨーロッパでもクロノグラフが買える階級というのは、かなりのお金持ちだったはずです。まして、当時の日本では、ランデロンですら初任給の何年分になるやら。

当時のぜんまい式クロノグラフというのは、時計職人の技術の粋を結晶した工業製品です。もちろんクロノグラフより複雑なトゥールビヨンとか永久カレンダーなんかもありますが、これらはまぁ、現在でも別格の伝統工芸品と言うべきでしょう。

現代のぜんまい式クロノグラフは、コンピュータで設計し、コンピュータ制御の機械で部品を作ります。対して上写真のようなビンテージなクロノグラフは、職人が紙と鉛筆で設計して、旋盤とヤスリで部品を作っていたのです。信じられますか?特に右の時計。これはストップウォッチに加えて、月・日付・曜日の表示機能が付いているのです。この機能を全部歯車でまかなっている。これらの時計の中には200個くらいの部品が入っています。これらの部品を全て職人が手で作っていたのですよ。私には想像がつかない。

私にとってのぜんまい式腕時計の魅力は、ぜんまいと歯車でできた機械が正確に時を刻むという不思議な事実。さらにぜんまい式クロノグラフの魅力は、その複雑さと、それを職人が手で作っていたという信じられない事実。やっぱり魅力的なんですよ、ぜんまい式の腕時計って。私はもう死ぬまで腕時計を買うことは無いと思いますが(と、決心している)、今ある時計を大事に手入れしながら使っていきたいですね。

上の時計はいずれも2000年代初頭のインドネシア時代に、ジャカルタのスラバヤ通りの露天で買った物。当時、左が2万円くらい、右が3万円くらいでした。右はいずれ詳しく紹介したいですね。何しろコレ、裏蓋にはインドネシア空軍の刻印と1952年の刻印があるんです。つまりインドネシア空軍で使われいていた軍用時計というわけ。独立3年目のインドネシアの空軍で、この時計はどういう風に使われてたんだろう?パイロットが使ってたんだろうか???

あ、何でブログでこれらの時計を取り上げたかと言うと・・・実は左はぜんまいが切れてるんです。それをタイに持ってきました。右は最近調子が悪くなったんです。どういう訳か、24時間で2~3時間進むようになった。もしかしたら帯磁したか?だから、これらをバンコクで修理したいのですよ。ただ、以前も書いたエンポリアムの時計修理屋は、結果としてイマイチです。2軒あるうちの、1軒は全くだめだめ、もう1軒はいけるか?と思ったんですが、イマイチでした。少なくともビンテージクロノグラフをオーバーホールに出す気にはなれません。

ということで、誰かバンコクで腕の良い時計職人がいる時計修理屋を知りませんか?
昨日のラングラーでジーンズが3本になりました。今、私がはけるズボンはこのジーンズ3本だけ。一方、日本から持ってきたのは・・・
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以上、12本。見事に全部はけなくなりました。

この中で一番おっきいのは・・・
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ウェスト94だぜ・・・信じられんな・・・しかし私は東京時代の末期にはコレをはいていたのである。

これら12本、どうするね? そこで気が付いた!!!。私は、当然ですが、冬物衣料はバンコクに持ってきていない。日本に置いてきた冬物も全部着られなくなってるわけね・・・。単体のズボンはまだ良いとしても、スーツはもったいなさ過ぎるよ・・・。

冬服を着る頃になれば、再びデブに戻っているという可能性は十分にある(←お前は冬眠するクマさんか?)しかし、バンコクに持ってきたこれら12本はどうしよう?

日本でもそうですが、補正に出すという手はあるのです。物は試し。この中の3本を補正に出してみましょう。セントラルデパートの地下には、服の修理・補正屋があるのです。

結論を言うと・・・店のおばちゃんから言われました、『無理』。なんでだよっ! 話を聞くと、持ち込んだ3本はいずれも5インチほどウェストを縮める必要があるのだと言う。しかし、補正できるのは4インチが限界なのだと。そうなの???まぁ、そりゃ、限界はあるわな。それは何となく素人でも想像が付く。・・・ってことはさ、日本に置いてきた服を含めて、オレが今持ってるズボンはもう全部どうしようも無いって事??? だとしたら莫大な経済的損失である。どうするね???

4インチと言うと、私が一番良く撃っているS&W M67の、
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5インチと言うと、コルト・ガバメントの、
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銃身の長さとほぼ同じである。

そっか・・・ぼくは、これ位縮んじゃったんだね・・・・・・涙。

しかし、とりあえずこの12本はどうしよう?クローゼットに吊り下げていてもしょうがない。ダメ元で、限界の4インチまで縮めてもらいましょう。1本250バーツ(約683円)、3本で計750バーツ。

う~ん、これ以上痩せたら、手持ちのズボンはもう完全にはけなくなるってことだよね・・・。どうするね?もう痩せるのヤメるか?しかし、やっぱり501XXや517の30インチをもう一度はいてみたい。これらも、自宅のたんすに眠っているはずなのだ。
時計の修理(フライトマスターフライトマスター2パネライPAM00022)、
靴の修理(靴修理靴修理2)、
そして今回はスーツケースの修理である。そんなに壊れたモノばっかり、バンコクに持ってきたのか!?と突っ込まれそうですが^_^;)、これらはまだ使えるモノばかりですから、決してバーゼル条約違反ではありません!

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未だにメインで使っているスーツケース。購入したのは1997年ではなかったかと思う。当時は学生だったのだけれど、思えばこれは当時付き合っていた彼女が買ってくれた物。以来、コイツが壊れたらゼロハリバートンのアルミケースを買おう!と思いながら10年以上。未だに壊れない。

正確に言うと、1度だけ「壊された」事がありました。ダラス・フォートワース空港から関空に向かった時の事。関空で出てきた荷物を見て唖然! 何とこのケースがビニールテープでぐるぐる巻きにされて、ターンテーブルに乗っているではありませんか! 何事かと思って空港で開けてみたら、1枚紙が。『鍵を壊して荷物の保安チェックをしました。これは米国内の法律に基づいた作業なので、裁判所に訴えたしりないでね』。マジですか!? TSAロックが導入された直後だったと思います。でもね、この時は運良く旅行保険に入ってたんで、保険で修理することが出来ました。ちなみに、旅行保険が役に立ったのは、今に至るまでこの時だけ。

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ちょっと前からキャスターの調子が悪くなりました。まぁ、もう10年以上使ってるからしょうがないよね。荷物を詰めて重くなると、うまく転がってくれないのです。転がらないスーツケースほどたちの悪いものは無い。というわけで修理!バンコクでもこういった修理をする店は、おそらくあると思うのです。しかし、職場のスタッフに聞いても誰も知らない。ネットにもあまり情報が無いんだけど、唯一見つけたモロな情報がこれ↓
バンコクでスーツケースを修理するならここ!
このブログによると、なかなか良い店のよう。タイ航空と提携しているというのもなんだか安心。ということで、「EK-Kapong」に行ってみました。でね、「タイ航空と提携」なんてイメージがあったから、何となく小奇麗な店構えを想像していたのですが、着いてびっくり!こんな店でした↓
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モロに下町の小汚い雑居ビルの1階。

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店内には壊れたスーツケースや部品が散乱。思いっきり意表をつかれたなぁ、こんな店だとは思わなかった^_^;)

キャスター4つ交換で1,400バーツ(=約3,865円)。持ち込んだのが土曜の朝。日曜は休みなので仕上がりは月曜だと言う。『今日中に何とかなりませんか?』とダメ元で相談したら何と!OKしてくれました。ありがたい。結果、快調になって戻ってきました。

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丸っこいタイヤになりました。

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ベアリングも入ってるんで、質は悪くなさそうです。

修理代が安いのが嬉しい。日本でこの手の修理をするとおそらく修理代は、このケースの購入価格を越えるんじゃないか?その意味では、このケースはもう日本では工業製品としての寿命を終えていると言ってもいいのかも知れません。でも、今回の修理でまたしばらく使えるようになった。さて、このスーツケース、いつまで使えるでしょうか?
あなたが自分で買って、今でも使っている、一番古い電気を使う製品って何ですか?

私はこれです↓
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ソニー製のICF-SW55。

記憶が確かでないのだけど、これを買ったのは1989年だった思います。買ったのは博多のベスト電器。以来、今年で21年。電池を交換すると、時計がリセットされてしまうので、どこかのコンデンサが逝っちゃってるようですが、それ以外は特に壊れもせず、未だに現役。

あっ、これ、ラジオです。たかがラジオのくせにやたらボタンが多いですが、これは、FM、AMに加えて短波放送が受信できるラジオです。結構、いろんな所に持って行きました。

1989年に買った当時は、まだインターネットなんてなかった。10年後、私がインドネシアに赴任した1999年当時は、危機管理の観点からラジオはあった方が良いと思った。そして20年後の2009年、もはやラジオなんて使うことは無いかも?と思ったのだけど、何となくバンコクまで持ってきてしまった。30年後の2019年に、ラジオというメディアは存在しているだろうか?私はこのラジオをまだ使っているだろうか?
前回のお話はこちら
2週間後、時計修理店のエンジニア氏から携帯に電話がかかってきます。「直ったぞ。いつでも取りに来なよ!」

ある土曜日、時計を取りにエンポリアムに向かいます。そこで、エンジニア氏の第一声「この時計、もう使うなよ」。はぁ?どういうこと??? エンジニア氏は続けます。「これね、ムーブメントは綺麗だよ、だから全然OK。でも、ケースの腐食が意外に進んでる。だから、防水性は全く無いよ。ボタンとか竜頭を交換すれば多少は防水性が上がるとは思うけど、ケース側が結構痛んでるから本格的な防水性を望むのは無理だね。とにかく現状で防水性は0だ。もったいないから、もう使うなよ・・・。」

確かにね。バンコクでは普通に生活してても結構汗をかくんです。私のようなデブは普通にも増して汗をかくんです。だよなぁ・・・これだけ汗かいたら、防水性の無い時計にはキツいよなぁ。それは、分かります。しかし、時計ってしょせん「道具」なわけで、それを使わずにコレクションのために持っておくという発想は私には無い。・・・・・・バンコクでは使用を中止して、日本に帰ったらまた使いましょうか。

その後エンジニア氏、「オメガのcal. 861は、大きく分けて3種類あってだな・・・」。ムーブメントについて、とくと語ってくれました。まぁ、オレだってそれくらいの知識はあるんだけど、このエンジニア氏、本当に時計が好きなんだ、という気がしました。修理の腕が確かかどうか?は、この時計をしばらく使ってみないと、実際のところは分かりません。でも、彼の時計に対する思いは共感できる。だから、私はこの修理屋が好き。エンポリアムにあるもう1軒の時計修理屋とはエラい違い。

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オーバーホール代、500バーツまけてくれて9,500バーツでした。

以下、私的な備忘録。
この個体は、
●1996年(福岡時代)、産まれて初めてインドネシアに行った時のこと、ジャカルタのスラバヤ通り(Jl. Surabaya)にて200万ルピア(当時のレートで約3万円)で購入。帰国後すぐに福岡のオメガ正規サービスセンターに持ち込みオーバーホール(OH)。
●2000年(インドネシア時代)、ジャカルタのオメガ正規サービスセンターに持ち込みOH。
●2005年(長崎時代)、長崎大丸を通じてオメガ正規サービスセンターにてOH。
●2010年 今回、バンコクのエンポリアムの時計修理店にてOH。

この時計を買ってもう14年も経ったのか・・・。
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オメガ社製のフライトマスター(後期型、ST145.036、cal.911)。1972年製造。風防ガラスと文字盤が汚いけど気にしない。

この時計の詳細は以前こちらに書きました。オメガ・スピードマスター(ムーンウォッチ)、パネライPAM00022に続いて、こいつも調子が悪くなったのです。この時計は、ストップウォッチ機能が付いた、いわゆるクロノグラフという時計です。私はこの時計が大好きです。ムーンウォッチは、21世紀の現在でも未だに米国航空宇宙局(NASA)における宇宙飛行士の公式腕時計。今でも宇宙遊泳のような船外活動の際は、スピードマスターの着用が義務付けられていると思います。一方で、このオメガ・フライトマスターは、1970年代の冷戦時代にソビエト連邦の宇宙飛行士が腕に着けている写真が残っています。冷戦時代にソビエトの宇宙飛行士が西側の腕時計を着けて宇宙を飛んでいたいう事実に惹かれました。

そう、私は宇宙大好きです。ムーンウォッチと、このフライトマスターを持っていれば、将来宇宙に行く時も、時計買い換えなくて良いぞ!と今でも半分マジメに思ってるんだけど・・・(←アホ?)。ゼフラム・コクレーンが偉業を達成する2063年4月5日まで何とかして生きていたいと思うんだけど・・・(←さらにアホ?)

この時計は、東京時代に最も多用した時計のうちの1つです。バンコクに来て半年。久しぶりに腕に着けたら・・・なんと、ストップウォッチのスタート/ストップボタン(右上のボタン)が押せないではありませんか。直感的に思ったのは、ボタンが錆付いたのかもしれない、ということ。・・・・・・仕方ない。修理に出します。バンコクのエンポリアムに2軒ある時計修理屋のうち、「私が良いと思う方の店」に出しました。

時計を見るなり、店の兄ちゃん、
 「何だこれ?オメガか?」。
裏蓋を開けて、
 「ひゅ~!キレイだね~!基本はCal861だな?でもこれ、かなり古いな?・・・昔のムーブメントは良いよなぁ」
さらにルーペ(キズミ)を目に着けて、
 「ムーブメントの状態はキレイだよ、でもボタン周りに錆びがでてるね・・・。ボタン周りを掃除すれば、オーバーホール(OH)は必要ないかもしれないね・・・」
キズミで眺めること数分、彼は顔を上げ、こちらを見てニヤリと笑う。???私は意味が分からない。

と、彼は裏蓋の開いたままの時計を逆さまにして、机にトントン! 私は全く意味が分からない。が、机のマットの上に何かが落ちたのは分かった。非常に小さな物。確かに時計から何かが落ちた。彼はそれをピンセットで拾い上げて、手のひらに乗せる。それを私のほうに突き出して、「ビッグ プロブレム!」(こりゃ重症だよ!)。彼の手のひらの上には、本当に小さな小さな―太さは手相の生命線の幅といい勝負だ―金属の部品が乗っている。 「この部品が折れてるよ。だから○○(←良く聞き取れず-_-;)が動けなくなって、クロノ機構全体がロックしちゃったんだな。スタート/ストップボタンを押す時、かなり堅いのを無理して押しただろ?」

彼は、オメガ社の整備マニュアル(コピーだが)を指差しながら、説明を続ける。
 「このパーツ、これが折れてるんだ。さっき見せた部品が下半分だよ。上半分は、ムーブメントのどっかに落ちてると思うよ。こりゃ、全バラしなきゃだめだな。いいか、スタートボタンを押すだろ、するとのこ部品に力が伝わるんだ、でもこの部品の軸が折れて無くなってるから、ちゃんと動けない。」 私も、クロノグラフ・モジュールの動きは一応頭に入っている。彼の説明はもっともだ。インフォームド・コンセントのしっかりした修理屋である。

さて、その折れた部品がこれ。
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ぽっきり。折れた左側は左右が逆ですね。でも肉眼ではそこまで見えないのです。

今日は土曜日です。「月曜に、部品の在庫があるかどうかを調べる。会社に部品があったら2週間で修理できるよ。部品が無かったら、取り寄せにどれだけかかるか分からないなぁ・・・とにかく月曜に電話するよ。修理代は、そうだなぁ、どうせ全バラするからOH込みで10,000バーツ(約28,030円)。」

もう、修理の終わったモノが手元にあるんだけど、長くなるから続きは次回。

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ちなみに今回折れていた部品、これくらい小さいんです。
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中央の最大径が0.8mmくらいでしょうか。右端の一番細い部分は、おそらく直径0.2mmくらいです。

ぜんまい式クロノグラフというのは、ぜんまいと歯車とこんなちっちゃな部品が250個くらい組み合わさって、正確に時を刻むのです。不思議だと思いません?私にとっては、これこそがぜんまい式クロノグラフの魅力に他なりません。

こちらで時計を壊してしまった・・・と書きましたが、その数日後、もう1つ壊してしまいました。
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パネライのPAM00022(Panerai PAM00022)。

朝、出勤前。ネジをまきまきしていると、あるところで、びよ~ん!と弾ける様な感触。誰がどう考えてもぜんまいが切れました。さぁ、どうるす?私は基本的に、時計の修理・オーバーホールは、メーカーがあるならメーカに出すべし、というスタンスです。バンコクにもパネライの代理店はあるのですが、サービスセンターはどうも香港のようです。って、ことはコレ“香港送りの刑”*1なのかなぁ・・。それは金かかりそうだよなぁ。

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自分の時計ではあっても、中身を見る機会は滅多に無いんで、オーバーホールのついでに写真を撮らせてもらいます。

この個体は、2000年にジャカルタのパネライ正規代理店で新品を購入。私が持っている数少ない新品で購入した時計です。日本でパネライがブレイクするほんのちょっと前でしたね。左利き用(リューズが左に付いています)というのが珍しくて買いました。再生パネライ最初期の製品です。この時計、私は当時の日本定価よりもちょっと安いくらいで買ったのですが、中古市場ではとんでもない値付けがされてて腰を抜かしたことがあります。もっとも最近では、もうオークションに出てくることもほとんど無くなりました。

結局今回は、バンコク市内のエンポリアムというショッピングモール内の時計修理専門店で修理。ぜんまい交換とオーバーホール。占めて6,000バーツ(約16,628円)、所要1週間。日本でメーカーの正規オーバーホールに出すと6万円位取られるはずです。メーカー以外の手が入ると、長期的には時計の寿命を縮めることになる可能性もあるのですが、こいつは単純な3針時計だし、パネライとはいえ中身はETA社のムーブメント(がベース)です。まぁ、良いでしょ。

エンポリアムには2軒の時計修理専門店があるのですが、明らかに質に違いがあります。この辺はまたいつか。

もう一つ気になっていたのがベルト。
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はっきり言って汚いです^_^;)。
バンコクは暑いです。日中とても汗をかきます。でもエアコンの効いた部屋に入ると非常に乾燥する。だから革ベルトの劣化が早いんです。このベルトはインドネシア時代にバリ島の革屋にオーダーメイドで造ってもらった物。非常に安く造れました。オーダーメイドというと高級なイメージがありますが、途上国ではオーダーした方が安くつく物が結構多いのです。このベルトは、同じ物を5本くらい造ってもらったのですが、これが最後の1本。さすがにもうダメですね。

この時計、見てのとおり非常にデカいんです。ベルト幅が24mm。私がこの時計を買った当時は、24mm幅の交換用ベルトなんてほとんど無かった。でも最近はデカ厚時計が定着したんで、バンコクでも幅広ベルトは結構選択肢があります。安いのもあるんですが、質の良い物は、日本で買う値段とあまり変わりません。
この時計には絶対革ベルトが似合うと思うんだけど、バンコクで革ベルトは実用的とはいえませんね・・・。良い物を買ってもおそらく1年はもたないでしょう。

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というわけで、ステンレスブレスに交換! しっかし、時計本体キズだらけだね^_^;) これでホントにダイビングしたこともあるもんね(←マニアに言わせるとアホということになるんでしょう)。

このブレス、東京時代にネットのオークションで1万円位で買った物。つまりパネライの純正ではないんです。でも革ベルトよりは絶対長持ちします。これで、汗かいたらじゃぶじゃぶ水洗いできるし。

まぁ、今後も大事に使っていきましょう。

*1・・・「香港送りの刑」は経験が無いが、「スイス送りの刑」は何度か経験がある。「スイス送りの刑」の詳細についてはこちらを参照

これなんか、2009年の11月に書いてたのに、埋もれちゃってました^_^;)
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赴任にあたって、PCは私物を持って来ました。もちろん、会社から貸与されているノートPCはあるのですが、日本でも海外でも、ノート1台で過ごすのは自殺行為。特に途上国においては、PCは情報収集インフラの1つと考えましょう。
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持ってきたのはデスクトップ1台に外付けHD3台(写真には2台しか写ってないけど)。

今回、PC本体は段ボールに入れて、引っ越し荷物として船便で送りました。そんなことして大丈夫!?と思われるかもしれませんが、意外と大丈夫なもんです。ただし、HDだけは手持ちで持って来ましたよ。ホントはメモリーとかカード類も外したかったんだけど、引っ越し直前にそんな時間は無かった。HDは衝撃に非常に弱いですが、それを除けば、まぁ、なんとかねぇ^_^;) DVDドライブが壊れたら運が悪かったと思って諦めるつもりでしたが、大丈夫でした。

ちなみにこのPC、7~8年は経ってるんじゃないかなぁ・・・要は相当古い。でも、中身は適当にいじってて、メモリーは2G積んでるんで、DVD見ながら、ネット立ち上げて、ワードで文書きつつ、iPod繋いだらiTunesが自動的に更新される・・・くらいなら全く不自由しません。会社から貸与されてるノートの方が、はるかに新しいんで、カタログ的な性能は相当上なんだけど、このデスクトップに比べると会社のノートは激遅でいらいらします。

さて、外していたHDを取り付ける時のこと。久しぶりにPCの蓋を開けて、ゆっくり見てみると・・・超汚い。特に心臓部であるCPU周辺。見てください、コレ↓
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う~ん、あり得ないくらい埃がたまってました^_^;) う~ん、こりゃ冷却効率が相当落ちてたんだろうねぇ・・・。

ザッとキレイにしてやって、HDを繋ぎ、コンセントを刺して、スイッチオン! その瞬間、ぱ~んという大きな音がっ!一瞬、ビビりましたが、すぐに『いかにも焦げてます』ってな感じの匂いがして、ピンときました。インドネシア時代にも経験があるんです。そう、電源スイッチを100Vのままで繋いじゃったんです。もちろんタイは220V。ノートPCはどちらの電圧にも自動で対応してくれますが、デスクトップPCの大部分は背面のスイッチで切り替えないといけないんです。忘れてました。あ~、すごく後悔

というわけで、バンコクの電脳街、パンティップ・プラザに行ってATX用の電源を買ってきました。いろいろ種類があったんだけど、一番安いヤツが550W。ってことは今の電源よりパワーアップするじゃん。新しい電源を入れてやったら、無事動きました。相当古いPCですが、まだまだ現役で働けそうです。

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その後、2010年4月に1GBの外付けHDを増設して今に至る。ちなみに1GのHDは、ウェスターン・デジタル社製、3,400バーツ(約9,893円)でした。日本とあまり変わらないか、ちょっと高いくらいの値段ですかね?

あろう事か、時計を壊してしまった
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この時計の詳細は、こちらを見て欲しい。

この時計は、過去10年愛用しているのだけれど、ある日アパートでフローリングの床に落としてしまった。そして止まってしまった。ぜんまいが完全に止まっている。天真が折れたかもしれない。バンコクで修理できるだろうか? 修理に出したいんだけど・・・それらしい時計屋は、みんなデモ隊の占拠地区内で閉店中-_-;)